yatata-dankeiのブログ

niconicoから放り出されたオジサンの迷走

あんた疲れてない?最近クラシック聴いてるし

 僕がクラシックを聴くのは映画アマデウスの影響だ。だからモーツァルトばかり聴いていた。十代,周りは当然jポップを聴いているのがほとんど。僕はそこら辺の会話に全く入っていけないから,ますますだんまりになるという寸法。

 しけた面して頭の中では交響曲25番とか,魔笛の夜の女王のアリアとかを延々脳内再生させていたから,周りからは何を考えているのかわからん奴扱いだった。自分の世界に浸って喋らんし,他人をめんどくさいと思っているような男だった。確かに他の人から見れば,めんどくさい奴だ。

 ホグウッド先生の交響曲40番と41番
一番聴いているのはこの曲。新しい感動を求めてベートーベンやらバッハやらメンデルスゾーンやらを聴いてきたが,最後にはこの2曲に帰って来てしまう。更に違う指揮者のものも,なんか違う,コレジャナイ,となってしまう。どうもこだわりが強い発達障害の気でもあるのか。最初に聴いていたのと違う部分が気になってしまう。

僕のモーツァルト遍歴は1991年の没後200年記念が主になっている。NHKFMなんかでずっと午後の2時くらいの時間からのクラシックの時間に延々とモーツァルトが流れていた。交響曲を1番から41番まで順に流したり,12月5日の死亡した日にはちゃんとレクイエムが流されたりしていた。その直前にはモーツァルト死の真相に迫る,なんて謳ったラジオドラマが挟まれたりして,後世の評価が高くても,わざわざ一作曲家なんか殺したりせんだろ,と独り突っ込みをいれたりしていた。当時ラジオコンポのスピーカーからの音源にずっと耳を傾け,録音したテープは40本くらいになったか。まあ,今では全て延びて聴けなくなってしまったが。

交響曲では,35番のハフナーとか39番も好きだったり,ピアノ協奏曲では27番や20番より26番戴冠式が好みだ。宗教曲ではジョン・エリオット・ガーディナー指揮の大ミサのグロリアとか何回も聴きます。

車の中で聴いていた時にはさすがに嫁に引かれ,
「始めてだわ」
と呆れられたりしました。そんなこんなで,普段は節操無くいろんなJPOPを聞き流してますけど,何か疲れたりすると音の故郷に還るようで,題名のような事を言われたりもしてます。あと,最近のマイブームはバッハの管弦楽組曲なんかです。